東京オリンピック招致をめぐる贈収賄疑惑で、フランスの検察が捜査対象としている国際陸連の前会長が死亡した。
国際陸連(現在の世界陸連)のラミン・ディアク前会長(88)が3日、セネガルで死亡したとFNNの取材に弁護士が明かした。
病死とみられる。
ディアク前会長は2020年、ロシアの組織的なドーピングの隠蔽に関与したとしてフランスで有罪判決を受けていた。
またディアク前会長は東京オリンピック招致の収賄疑惑をめぐり、JOC(日本オリンピック委員会)の竹田恒和前会長とともにフランスの司法当局の捜査対象となっていたが、弁護士によると、今後、ディアク前会長への捜査は中止になる見込みという。