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 ヤクルト、阪神との争いに敗れてセ・リーグ3位に沈んだ巨人。契約最終年の原辰徳監督と新たに3年契約を結び、覇権奪回に動き出した。この3年間を全うすれば、原監督の任期は合計18年となり、巨人の監督としては長嶋茂雄終身名誉監督の15年を上回り“歴代最長”となる。年数の長さと3年後には66歳という年齢を考えると、これが最後の契約更新になる可能性は高いという見方が多い。しかし、“有終の美”を飾るための道は決して平坦ではなさそうだ。【西尾典文/野球ライター】