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東京都練馬区の中学校で、生徒に対してSNSのパスワードを書かせた書類を提出させようとしていたことが分かった。こうなった原因は複数あるが、最大の理由は東京都練馬区教委会が配布したSNS利用の啓発用のリーフレットに、SNSのパスワードを記入する欄があったこと。もともと区教委はパスワードを収集する意図があったが、パンフレットの内容がTwitterで出回り、人権侵害であるなどの指摘がでて炎上。その結果、区教委はパンフレットはそのままで提出時にパスワードを記載しない状態で提出してもらうと通知していたようだ(練馬区リリース[PDF]弁護士ドットコム毎日新聞)。

しかし練馬区内の中学校1校がこの通知を生徒や各家庭に伝達し忘れた。それによりパスワードが記載されたリーフレットが家庭に届き、学校側が生徒のパスワードを知り得る状態になってしまったという。練馬区のリリースによれば12月2日時点で276名からリーフレットの提出を受けていたとしている。このため区では3日、各家庭にあてて謝罪文を送付したとしている。

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