IOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長は、中国の女子テニス彭帥選手について、2度のビデオ通話を通じて「抑圧されていると感じなかった」と主張した。
バッハ会長「疑念をもつことは簡単だ、何事に対しても抱くことができる」
バッハ会長は、8日に行われた会見で、彭帥選手との2度のビデオ通話を通じて、「わたしたちはみな同じ印象を抱き、彼女が抑圧されているとは感じなかった」と主張した。
一方、北京オリンピックに外交的ボイコットが広がっていることについては、「純粋な政治的決定であり、各国政府の判断を尊重する。選手が参加できることを歓迎する」と従来の中立の立場を強調した。