アメリカのCDC(疾病対策センター)が、インド型変異ウイルス「デルタ株」について、「感染リスクは一般的な風邪よりも高い」と指摘した。
現地メディアによると、CDCは29日付の内部文書で、「デルタ株」について、「感染リスクは一般的な風邪よりも高く、水ぼうそうと同じ程度だ」と指摘していることがわかった。
さらに、ワクチン接種を完了した人でも、接種していない人と同じぐらい感染を拡大させるおそれがあるとしている。
CDCは、ワクチン接種で重症化は防げるとしながらも「感染拡大を阻止するには、マスクの着用が必須だ」としている。