東京都は、新型コロナウイルスのワクチン大規模接種センターで、モデルナ社製ワクチンおよそ1,600人分を廃棄したと発表した。
東京都によると、都庁南展望室の大規模接種センターで、30日接種する予定のモデルナ社製のワクチンを保管していた冷蔵庫が、何らかの原因で午前1時前には9度に上昇し、午前8時前には17.7度になっていたという。
モデルナ社製のワクチンは、8度以上25度以下で、12時間使用可能とされている。
保存期間の午後1時ごろまでに、一部のワクチンは接種したが、期間切れとなった1,644人分を廃棄したという。
機械的なトラブルが原因とみられている。
都の大規模接種センターで、ワクチンの廃棄は初めて。