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日本では「改正医薬品医療機器法(薬機法)」や厚生労働省が定める「生理処理用品製造販売承認基準」の影響により、女性の整理などの身体的な悩みをテクノロジーで解決する「フェムテック」製品の広がりに影響を与えているという(日テレNEWS24NIKKEI STYLE)。

生理用品の製造販売には、都道府県か厚労省から販売の承認を得る必要がある。しかし、先の基準には生理用品に「白色」「においがほとんどなく、異物を含まない」といった規定があることから、基準で言う生理用品は現実には紙ナプキンのみを示すものとなっているようだ。

このため色などのバリエーションが存在するフェムテック製品は特定の品質基準が設定されていない「雑品」に分類される形で販売されている。その結果、広告などで生理用品に準ずる表記が行えず「経血を吸収」や「ナプキンを使わず着用可能」などの説明も基準や薬機法に抵触する可能性があるため表記できない状況にあるとしている。

あるAnonymous Coward 曰く、

生理用品に関する規定は1961年の薬事法(当時)改正以降、60年間、ほぼ見直されていない。

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