群馬・渋川市の国道で、走行中のダンプカーから外れたタイヤが、歩道を歩いていた男性(45)を直撃し、男性は重傷を負った。
FNNは、ダンプカーから外れたタイヤが、国道を猛スピードで転がる映像を独自入手した。
車が行き交う国道17号線。
すると、右からきたダンプカーの前を猛スピードで転がっていくのは、なんと2本のタイヤ。
タイヤが外れたダンプカーは、ゆっくり止まる。
2本のタイヤは、走行中のダンプカーの左後部から外れたもので、中央分離帯を越えるなどして、うち1つが、歩道を歩いていた男性を直撃した。
12日午後0時30分ごろ、渋川市の国道17号線で、走行中のダンプカーの左後部から、直径105cmのタイヤ2本が外れ、そのまま転がったタイヤが男性を直撃した。
男性は、大動脈解離、肝臓損傷、肋骨を折るなどの重傷で、搬送される際は意識があったという。
警察によると、タイヤが外れたダンプカーは、砂や砂利、砕石などを運搬していて、事故が起きた際は、焼き砂を積んでいたという。
警察は、ダンプカーの整備の状況を含め、事故の状況をくわしく調べている。