コロナ禍をきっかけに世界中の多くの国で一般的になったリモートワークがさまざまなセキュリティリスクを生んでいるとの指摘がある中、リモートワークに伴う「燃え尽き症候群(Burnout)」の観点でセキュリティリスクを調べた結果が公開されました。この調査はパスワード管理ソフトで知られるカナダのセキュリティ企業「1Password」が実施したもので、米国とカナダで主にコンピューターを使ってフルタイムで働いている18歳以上の2500人を対象にオンラインで2021年10月に行われました。なお、2500人のうち500人はIT部門でマネジャー以上の役職に就いているセキュリティ実務者で、残り2000人はそれ以外のさまざまな部署や役職に就いている人です。また、男女比はほぼ等しくなっています。