乗客・乗員520人が犠牲となった日航ジャンボ機墜落事故から、12日で36年。
群馬・上野村では11日夜、遺族などから寄せられた手書きのメッセージが張られた灯籠(とうろう)およそ200個は、川に流すことなく河原に並べられ、LEDの明かりをともして犠牲者を悼んだ。
9歳の息子を亡くした美谷島邦子さん「みんなの思いを全部込めて、この上野村の空から空に届いたのではないかと思います。そういう面では、わたしたちにとっては、うれしい灯籠流しの夜でした」
例年、灯籠流しが行われていたものの、新型コロナウイルスの影響で2020年は中止になったが、2021年は形を変えて行われた。
遺族は12日朝から、墜落現場となった御巣鷹の尾根に登る。