萩生田文部科学相は、教員免許に10年の期限を設けている教員免許更新制を廃止する方針を明らかにした。
萩生田文科相「結果として、この制度の方が教員の皆さんのレベルアップにつながると思っているので、ぜひ期待して制度をしっかり作っていきたい」
教員免許更新制は、10年ごとに更新のための講習を受けるなど、教員の負担が大きいことから、萩生田文科相は2021年3月、中央教育審議会に抜本的な見直しを諮問していた。
23日に開かれた小委員会では、「発展的に解消することを検討すべき」との案が示され、文科省は、更新制廃止のため、2022年度の通常国会へ教育職員免許法の改正案を提出する方針。