菅首相の任期満了にともなう自民党の総裁選挙が、9月29日に投開票を行う日程で固まったことがわかった。
菅首相と岸田前政調会長を軸にした戦いになるとみられる。
9月末の任期満了にともなう総裁選について、菅首相は二階幹事長と会談し、17日告示、29日投開票の日程で実施することで一致した。
26日、総務会などの手続きを経て正式決定される。
また、岸田氏が出馬の意向を固め、関係者に伝えたことがわかった。
2020年秋の総裁選に続く出馬で、26日午後、正式表明する見通し。
一方、衆議院選挙をめぐっては、菅首相が25日夜の会見で、「解散総選挙の選択肢は非常に少なくなってきている」と述べた。
総選挙前の党役員人事の可能性は、「全く白紙だ」としている。