金メダルをめぐる思わぬハプニングは、地元での表彰セレモニーで起きた。
空手「形」で気迫の演武を見せた、喜友名諒選手。
空手「形」金メダル・喜友名選手「沖縄初の金メダルということで。少し、沖縄の歴史にも刻むことができたかなと、うれしく感じております」
ハプニングは、喜友名選手が緊張気味な様子で記念撮影に応じている際に起きた。
何かが足りないと思いませんか?
最初に気が付いたのは、喜友名選手の師匠だった。
喜友名選手の師匠・佐久本嗣男さん「あ! メダルは?」
喜友名選手、思わず体がビクリ。
肝心の金メダルがない。
喜友名選手の師匠・佐久本さん「車に忘れたと。すみません、非常にのんびりしているので」
このハプニングに、師匠に助け舟を求めるような表情を向けた喜友名選手。
思わず苦笑い。
慌ててメダルを取りに行き、戻ってくると、今度はしっかりと手に持って記念撮影。
喜友名選手からは、この日一番の笑顔が飛び出していた。