熱戦が繰り広げられている東京パラリンピックは、28日も日本選手のメダルラッシュ。
車いすラグビーは、悲願の金メダルへ、準決勝に臨んだ。
驚異的な世界記録や華麗なスーパープレーが生まれる東京パラリンピック。
悲願の金メダルへ、負けられない準決勝に臨んだ、車いすラグビー日本代表。
序盤は、予選3連勝の勢いそのままに得点を重ねていった。
リードを広げたいところだったが、イギリスの堅いディフェンスの前に、要所でミスが目立った日本。
逆に、イギリスに大きくリードを許してしまった。
それでも、途中出場のチーム最年少・橋本勝也選手(19)が得点を重ねていった。
しかし、反撃もここまで。
55 – 49で、目標の金メダル獲得はならなかった日本。
29日の3位決定戦で、2大会連続の銅メダルを狙う。
鉄人レースでは、日本勢初のメダル獲得。
トライアスロン、運動機能障がいのクラスで、宇田秀生選手(34)が銀メダルを獲得した。
宇田選手「これ以上ない結果だと思ってます。うれしいです」
視覚障がいのクラスでも、米岡聡選手(35)が銅メダルを獲得した。
卓球の日本勢では、5大会ぶりのメダル獲得。
知的障がいクラスの伊藤槙紀選手(36)が、準決勝で敗れたものの、3位決定戦がないため、2度目の出場で銅メダルを獲得した。
車いすテニスには、金メダル候補が登場。
日本選手団主将も務める、国枝慎吾選手(37)。
5大会連続出場のレジェンドは、M・ゲルゲリー選手にストレート勝ちで、3回戦進出。
女子のエース・上地結衣選手(27)も、試合時間わずか45分で、M・モレノ選手に勝利。
前回大会の銅メダル越えへ、好発進となった。