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アフガニスタンで武装勢力・タリバンが発表した閣僚メンバーに、アメリカが懸念を示した。

タリバンは7日、首相代行に、最高指導者の側近であるアフンド師が就任したなどとする、暫定政権の閣僚として、およそ30人を発表した。

タリバンは、ほかの民族などとの融和を重視する姿勢を示していたが、主要な閣僚はタリバンで占められ、女性も含まれなかった。

また、国内の治安を担当する内相代行には、アメリカのFBI(連邦捜査局)が指名手配しているハッカニ氏を任命した。

アメリカ国務省は、「一部の人物の所属や経歴に懸念を抱いている」との声明を発表した。