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外務省の男性職員が、業者におよそ100万円の水増し請求をさせ、その大部分を着服したとして懲戒免職となった。

外務省によると、パキスタンの在カラチ総領事館に勤務していた46歳の男性職員は、総領事館に関する見積書などを業者におよそ100万円水増しさせ、その大部分を着服していた。

水増し請求は、2020年2月から7月にかけて3回にわたって行われ、総領事館の別の職員からの通報で発覚したという。

外務省は、10日付で男性職員を懲戒免職処分にしていて、「省内における綱紀の粛正にいっそう努める」としている。