2021年もやってきたマツタケの季節。
16日朝、兵庫・丹波篠山市で初競りが行われた。
ある初マツタケ3本は7,000円からスタート。
しかし、わずか1分後についた価格は83万円。
3本あわせて70グラムで、この価格。
1kg当たりにすると1,185万円と過去最高額になった。
競り落としたのは、地元の老舗料理旅館。
2021年の初競りは、ご祝儀相場に加え、年々マツタケが希少になっていることから価格が高騰。
支配人からは思わず本音がポロリ。
料理旅館 近又・松尾健吾支配人「年々、希少価値が上がってきているので、致し方ないこととは思います。ただ泡を吹きそうです」
2021年の初マツタケは、土瓶蒸しが最適だという。
しかし、キロ単価1,000万円超えのマツタケ。
一体、誰が食べるのだろうか。
松尾健吾支配人「時の運というか、その時に泊まられた方に提供させていただきます。毎年、このマツタケの料理を楽しみに待たれている方がいらっしゃる。そういう方の口に運べればいいかなと」
ラッキーな宿泊客に、上乗せ料金なしで振る舞われるという。