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では、農機具の場合、修理に出すと、その料金体系はどうなっているのでしょうか?
農機具を大手メーカーの修理工場に出す場合、1時間当たりで6000円かかるのが相場です。
これが、農機具の修理工賃設定となっています。
ですが、地元にある農機具ショップなどでは、例えば草刈り機の修理として出す場合、部品代だけを請求するところも多いです。
それは、その農機具ショップで買った機会だから、手間賃はサービスしてくれるとか、そうした地域密着型のお店の特徴でしょう。
ですが、大手のホームセンターなどで、修理を依頼する場合は、さきほどの工賃が時間当たりで加算されて、部品代も修理代もかかるでしょう。

このように修理にお金がかかると、農機具の維持費も大変です。
ですから、農機具の修理や普段のメンテナンスは、費用面を考え、なるべく自分で出来ることはやったほうが良いと思います。
例えば、気化器の交換ですとか、スパークプラグの交換ですとか、簡単なことなら出来るのではないでしょうか。
また、燃料フィルターの交換なども、自分で出来たら部品代だけ払えばよいのですから、いろいろな農機具を持っていらっしゃる方は、トータルで見ても維持費がかなり軽減できるでしょう。
自分で交換すれば、当然、工賃は発生しませんからね。
複雑なことはもちろん、業者に任せるほうが無難ですが、簡単な修理、消耗品を交換する程度なら、自分でやると機械のことがよく理解できます。
メンテして長く使ってあげれば、農機具に対して愛着も湧いてくるのではないでしょうか。