毎回、レッスン内容は違うが、レッスン形式は整えているので、
さすが、もう、生徒たちは、やることが分かっていて、また、
グーポン先生の助けもあって、レッスンの心構えが出来ていたのが見えた。
これは、良いコンディションだと思った。
新しい生徒が増えて、少しずつ序列のような物もあるのだが、
やはり、才能の萌芽というのが、何人かに見て取れた。
天気・曇
本日の調子 ○ 5名 △ー ×ー
前回の覚えていること:
部分の変化
素にならない(踊る最中にそれになりきる) 説明することは外化になる
大きく動く
3D 立体的
新入生:発表会をみて、体全体を使っていると思った。
言葉や理屈をしらないと、全体を使っているということをいうが、
もし、理屈を知っていたら、前回の覚えていることで、あげたような
内容をいえたかもしれない。
新しい人と、古い人の差を上手く埋めるために
古い人は、新しい人をただ、助けるだけでなく
探究心をもって、観察しながら助けると自分の勉強にもなることを告げた。
どうやら、身体表現での即興や創作は、
段階的に向上していくが、はじめはなかなか上手くならない時期もあり
嫌だなとか、わからない、つまらない、どうしていいかなどと思うだろうが、
ちょっとだけその気持ちを我慢すれば、上手くなる時期はすぐだ。
頭(理論)をつかい、体(踊り)を実際つかってみて、また、考えて頭を使うという
このスパイラルの繰り返しとなる。
本日は、初めての人もいたので、
体ほぐしの誘導から始めた。
体を上下の2つにわけてほぐす
体を上中下の3つのわけてほぐす
体の前と後ろの空間をつかって表現する
体の後ろの面をつかってみる。
体の後ろを使った動きをうつくってみる。
*体の後ろなのか、部屋の空間の後ろなのか、を区別する。
後ろの体を使った面白い動きを作ってみる。
まずは、8×2 16 から、32ヶ間
互いの動きを見せ合う。
それぞれの動きに対して、気がついたこと、印象に残ったことをのべる
また、タイトル(キーワード)をつけるために、ショートフレーズをつくる
皆の印象に残った言葉から、ヒントをもらってよい
キーポイント
一つの動きが あ・い・う・え・おのひらがなとしたら、部分をつなげることで、言葉になる。
動きの単語を作るようにすること。
自分のキーワード(タイトル)が出来たら、それをヴィジョンとして、動きながら、
隠喩(インユ)を入れていく。
隠喩は深い意味を付けるということだ。
それぞれのタイトルをここにメモする
1 穴を掘る (人生の穴、落とし穴の穴?)
2 虫と鬼ごっこ (虫と鬼ゴッコの関係、虫はどんな存在?)
3 部屋から出れない(部屋から出れないというのを束縛ととるか、自由が欲しいというのにするか)
4 糸を引っ張る (糸を何にするか、大きな助け、小さなもの、糸から出てきた物はびっくり?)
5 磁石のついた手(磁石は束縛ととるか、または、武器であるとするか)
ここでは、様々な隠喩が可能なので、ヒントとして、()内にかいておく。
生徒には、その場で、色々とヒントをあげている
最期にエコシステムの1曲踊るために、布の部分の練習をした。
新しいメンバーと、その場で即興しながらなので、また、違った作品になった。
*Rさんが、一生懸命 踊りながら、新メンバーに伝えようとしているのがよかった。