■昨日のブログで2011ラストライブにならなかった理由がこれです。
2011/12/25
名取市の閖上中学校で「キャンドルナイト」というイベントがありました。
そのイベントにACIDMANが来ると聞いて、アコースティックライブに行けなかったのでせっかくなら聴こうかな、と思って行きました。
■イベントが始まるまで、津波の被害を受けた中学校を見ていました。
ガラスが割れていますが、これは3階です。
こんな高さまで水が押し寄せてくる状況。イメージできません。今も。こんなの予想外もいいとこです。
震災当初は、テレビで津波の映像ばかり流していて「何が楽しいんだ、それを見てどうなるんだ」なんて思ってたりしました。
けど今は、今だからこそ、近所の人は暇な時に現場を見てみるといいかもしれません。
イベントに来ている人には仮設住宅で暮らしているというおばあちゃんもいました。
校庭には船底に穴の空いた船が2台。
今年こんな事があったということが薄れている今、もう一回頭に焼き直すというのは悪いことじゃないのかもなと思いました。
そして僕が出来る範囲で何をするか。
■さて、夕方(とはいえ真っ暗)になりライブパフォーマンスなどなど。
「ラビラビ」というバンド。
今年だけで133本のライブをこなしたそうです。ここに来るまで西から東へライブをして回り、集めたお金をここに持ってきた、とのことです。
すごい、真似できないや。
■途中、来ていただいたイラストレーターの方が、ひんしゅく覚悟でとのことで「自分を救えるのは自分だけ」といった旨の話をしていました。
俺も同じ思いで、この震災は「普段信頼していたものは、意外と信頼できない」ということを浮き彫りにしたように思います。
だからこそ「自分で考える」ことが必要になるのだと思うのだけど、そのきっかけとの距離が一番近いのはやっぱりインターネットなんですかね。この話題は別エントリ、でってことで。
■ACIDMANのライブにはDragon AshのATSUSHIさんが参加してダンサーと一緒にライブをするという、
予想外の展開でした。
クソ寒い中(おそらくあの時間で0℃か-1℃)、ギターよく弾いていたなあ、と思います。ベースもドラムもいい音。
終わった後プレゼントを配布していたりして・・・こういうのは無条件で感動します。
俺ももらいましたよ!
・・・・タワレコの軍手ですが。。(でも寒かったのでリアルに助かったり)
■俺も一緒に行った人も寒すぎてきつくなってしまい、ここで退散しました。
ホントはキャンドルで描いた文字を見たりしたかったのですが、雪もチラつき始め、すいません、限界でした。
きれいでした。このイベントの為に尽力してくれた方、ありがとうございました。
遠くから見たキャンドルは、ここを地続きの孤島、別世界のように見せてくれました。
生きている人は、自分なりに幸せに生きる方法を探し続ければいいと思います。無責任かもしれませんが、改めてそう思いました。
・・・もっと整然とした文章書けるようになりたいなー。
チャオ
佐藤