JR上野駅で、男性2人が男に突然ナイフで背中などを刺され、警視庁は、刺した45歳の男を現行犯逮捕した。
15日午後3時すぎ、東京・台東区のJR上野駅で、ATMに並んでいた20代と30代の同僚の男性2人が、相次いで男に刺された。
20代の男性は、ナイフで背中を刺され、30代の男性も太ももを切りつけられ病院に搬送された。
目撃者「ATMの外で並んでたんですよ。『うわー』とか『おい』みたいな、犯人か被害者の声かどっちかわからないんですけど。よく見たら、刃物で刺されていた」
警視庁は、45歳の男を殺人未遂の現行犯で逮捕した。
男は最近、刑務所を出所したばかりで、2人とは面識がないという。
調べに対し男は、「刃物で背中を刺したことに間違いありません」と容疑を認めている。
男は、精神的なトラブルを抱えているということで、警視庁は、刑事責任能力があるかも含め、調べを進めている。