京王線の車内で、17人が重軽傷を負った事件で逮捕された服部恭太容疑者(24)。
その犯行の、新たな映像を入手した。
走行中の車内で、乗客たちが慌てた様子で、隣の車両に逃げ込む。
その向こうには、リュックサックを背負った服部容疑者の姿が。
これは、乗客を刺した直後の様子。
目撃者によると、その手には、血の付いたナイフが握られていたという。
逃げる乗客たちに目もくれず、ゆっくり歩く服部容疑者。
その先には、多くの別の乗客たちが…。
ふくらんだリュックサックの中にあるとみられるのは、オイル。
現場となった特急電車が、通過する予定の駅で緊急停車するまで、どのくらいかかったのだろうか。
乗客が、緊急停止ボタンを押そうとしていたのは、出発した調布駅の1つ隣の駅にさしかかった時。
電車が停車したのは、さらに1つ先の駅だった。
新たに、服部容疑者が警察の調べに対し、「乗客を燃やそうと思った」と供述していることがわかっている。