7月にランサムウェアによるサイバー攻撃を受け、決算発表を延期していた製粉大手のニップン。そのニップンは12日、さらに2022年3月期第2四半期報告書の提出期限を約2か月半の延長を求める申請を関東財務局に行ったと発表した。同社はランサムウェア被害により、大半のシステムが被害にあい、その後も復旧が難航。現在は財務システムに自動入力されていた帳票を手作業で作成している状況であるという。8月の段階では決算発表を約3カ月延期して11月15日に行う予定であった(ニップンリリース[PDF]、Security NEXT、市況かぶ全力2階建)。
| ビジネス
| セキュリティ
| idle
|
関連ストーリー:
ニップン(旧・日本製粉)、バックアップを含む大量のデータが暗号化され復旧困難。決算発表は延期
2021年08月18日
米国、中国のサイバー攻撃関与を非難する声明発表。日本を含む同盟国と共同で
2021年07月20日
富士フイルム、ランサムウェアによる攻撃を受けた可能性があると発表
2021年06月03日
カプコン、昨年発生の不正アクセス事件の調査結果を発表。古いVPN装置が原因
2021年04月15日