警備業務などにロボットが導入される大型施設も増えているようだが、それに関連したトラブルも起きているようだ。Togetterにまとめられた内容によれば、11月21日にエレベータの乗り降り口でロボットが入り口を塞いでしまい、足の不自由なお年寄りがエレベータから出られなくなったというトラブルがあったようだ(keijitakedaさんのツイート、Togetter)。
元となったkeijitakedaさんのツイートによれば、そのエレベータには3名が搭乗しており、その人物は日本語の分からない外国人男性で、かつ介助が必要な足の悪い高齢者だった。さらにエレベーター内には付き添いの女性が二人おり、荷物もたくさん入っていたようだ。そこでロボットはドアの上に止まり、エレベーターのドアに挟まれ、乗客の進路を塞いでいる状況にあったという。
keijitakedaさんが緊急通報などを行ったものの、サポートの対応が機械的で問題があり、結局keijitakedaさんがロボットを抱き抱えてドア前から排除することで対処することでなんとかなったようだ。同氏は動画でもその様子をアップしている(動画ツイートその1、動画ツイートその2)。
このトラブルとなったロボットのメーカーであるSEQSENSEは11月24日、お詫びとご報告という内容の案内を出している。その案内によれば、同社はロボットの安全装置を作動させたが、周囲に人がいる状況であったため、それにより安全装置が働いてロボットの後退ができなくなったことが原因であったと説明している(SEQSENSE:お詫びとご報告)。
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