愛犬・由莉を連れ、微笑まれる天皇皇后両陛下の長女・敬宮愛子さま。
12月1日、20歳の誕生日を迎え成年皇族となられた。
周囲の人々へ感謝
この節目に当たり、愛子さまは文書で感想を寄せられた。
愛子さま二十歳の節目にあたる感想:
これからは成年皇族の一員として一つ一つの務めに真摯に向き合い
できる限り両陛下をお助けしていきたいと考えております。
文書には、両親である両陛下と祖父母である上皇ご夫妻への思い、そして周囲の人々への感謝が丁寧につづられていた。
愛子さまが誕生されたのは、2001年12月1日。
「敬宮愛子」という称号とお名前には「人を愛し、人から愛され、人を敬い、人からも敬われる人間になってほしい」との願いが込められているという。
両陛下に慈しまれ、深い愛情の下で成長された愛子さま。
愛子さま・当時2歳:
パパも
2004年には、当時2歳の愛子さまと一緒に絵本を読まれる陛下撮影の映像も公開された。
文武両道な“スーパーガール”
この20年の歩みを振り返ると、愛子さまの多才ぶりが随所に伺える。
2005年、長野でスキーデビューされた愛子さま。
両陛下のサポートを受け、年々上達し、2017年には素晴らしい腕前に。
小学校での運動会では、かけっこで先頭ゴール。
幼い頃から山登りやスキーなどに親しまれた愛子さまは、スポーツが得意だという。
活発なだけではない。管弦楽部の一員として、チェロを演奏。
この時は、卒業生である陛下がビオラを演奏され、親子共演が実現した。
そして2018年、高校2年の時には、イギリスの名門イートン校のサマースクールに参加し、英語で授業を受けられた。
フジテレビ宮内庁担当・宮崎千歳記者:
学校では文武両道で、とにかく努力を惜しまず、すごく集中されるそう。
語学も英語もスペイン語も熱心に勉強されてますし、やはりそうしたことは語学が堪能でスポーツが好きな両陛下の影響がとても大きいのではないか
勉学、スポーツ、音楽、そして語学。まさに万能な“スーパーガール”。
愛子さま・2020年10月当時18歳:
半年遅れではありますが、先生方や学生の皆さんにお会いできることをうれしく思います
5日に行われる成年皇族としての祝賀行事では、ティアラを着用される予定。
これまでの慣例で、女性皇族が成年になられるごとに新調されてきたが、愛子さまは、コロナ禍であることを考慮し両陛下と相談の上、新調されない考え。
代わりに、陛下の妹・黒田清子さんのものを借りられるという。
恒例となっている成年にあたっての記者会見は、大学が休みになる2022年3月中旬に行われる予定だ。
(「イット!」12月1日放送より)