10月。神無月。
日本中の神様がみんな出雲に集まり、
それぞれの地域の神様が不在になるから
「神無月」というのだそうだ。
しかし、神様がいっぱい集まる出雲は「神有月」と言うそうな。
何のために出雲に集まるのだろうか。
それは、“縁結びの神”たる出雲に
日本中の神がそれぞれの地元の若い男女の名簿を持ち寄って
縁結びの会議を開くらしい。
そこで、決定された者が結婚できるということらしい。
したがって、既婚者は神様が出雲で縁結びをしていただいた
お陰なのである。
ただ、ほとんどの神が集まる中で
へそ曲がり名な神様も居ることを何かの本で読んだことがある。
その神様は「留守神」といい、
竈神(かまどがみ)、恵比寿、大黒、道祖神などで、
誰が何と言おうと「俺は出雲には行かない!」。
日本にはいろいろな神様がいて面白い。
秋もいよいよ本番。
長崎の「長崎」くんち」、
京都の「時代祭り」「鞍馬の火祭り」などの祭りも、これから…。
紅葉前線も北から南へ…。
秋を満喫しよう。
◎ 今日のaikotoba
「蟹は甲羅に似せて穴を掘る」
(まぐまぐ読んでください。サイドバーにURL貼ってます)