北朝鮮の重要政策を決定する朝鮮労働党の総会が閉幕した。
朝鮮中央通信などによると、2021年12月31日までの5日間開催された中央委員会総会で、金総書記は、新型コロナ対策を「第一の国事に据える」としたうえで、必要な人員などを増強する方針を示した。
一方、軍事力については、「先進性と現代性を誇示した」とミサイル実験の成果を強調し、今後も強化する方針を示した。
金総書記にとっては、12月末で権力を継承して10年となり、核・ミサイル開発や対米関係に踏み込んだ言及をするか注目されていたが、くわしい内容は公開されていない。