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グループAを1位で通過した日本は、グループBで同じく1位通過のアメリカとの対戦前日に練習を公開、その練習中に驚きの光景を目にした。

なんと、ボランティアが大野雄大投手(中日)とキャッチボールをしていたのだ。

ペナントレース中には見られない五輪ならではの光景だ。

ボランティアとしてグラウンドで練習補佐を務めるのは、某大学の野球部。部員のひとりは「選手に頼まれたらキャッチボールをすることもある」と話した。

準々決勝のアメリカ戦を翌日に控え、練習する田中将大投手(8月1日)

それが仕事のひとつであったとしても、彼らにとって一生の思い出になるはずだ。日本の練習前にはアメリカの選手たちと記念写真をパチリ。

「アメリカ代表にはオースティン(DeNA)もいて!憧れの選手たちとまさか写真撮影ができるなんて思っていなかったからうれしかった」と興奮気味に教えてくれた。

野球1次リーグ、ドミニカ共和国との試合での審判とボランティア

大会や練習に不可欠なボランティア。彼らにとっても東京オリンピックは一生に一度の夢舞台だ。

(写真:時事)
(フジテレビ五輪取材班 斉藤葵)