福岡・中間市の保育園で送迎バスに取り残された園児が死亡した事故を受け、福岡県と中間市が園に特別監査に入った。
双葉保育園では7月29日、5歳の倉掛冬生(とうま)ちゃんが、送迎バスに取り残され、熱中症で死亡したことを受け、福岡県と中間市は2日午前、児童福祉法などに基づく特別監査に入った。
当日、冬生ちゃんが乗っていた送迎バスは、園長だけで運転していて、園長が「確認不足だった」と話しているほか、冬生ちゃんのバスでは、体調などを確認するカードを回収していなかったという。
県と市は、職員などに聞き取りを行い、指導や監督が必要か判断することにしていて、警察は、業務上過失致死の疑いで調べを進めている。