東京オリンピック、体操・女子種目別ゆかの決勝で日本のエース、村上茉愛(24)が銅メダルを獲得した。
女子体操では1964年、前回の東京大会の女子団体以来、57年ぶりのメダル獲得となった。個人でのメダル獲得は初。
村上選手は、試合後のインタビューで「演技を待ってれば待ってるほど、緊張してきて怖かった。最後1分半頑張れば終わりだと思えば辛いことはなかった。最後は着地を狙いにいって取れた3番(銅メダル)だったのでこれは自分で満足したい。リオのゆかで悔しい思いをして、次の五輪でメダル取りたいと思って練習してきたので、それがかなってよかった」と語った。
盟友の寺本明日香選手とは試合前に電話で話し、「茉愛がいい演技できたら私もうれしいからと言ってもらえて、明日香が喜んでもらえるような演技ができたと思う」というエピソードも明かした。