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国軍がクーデターで実権を握って、半年が経過したミャンマーで、1日、国軍のトップを首相とする暫定政府が発足した。

ミャンマー国軍が設置した最高意思決定機関「国家統治評議会」は、1日、国軍のミン・アウン・フライン総司令官を首相とする暫定政府の発足を発表した。

クーデターから半年に合わせたテレビ演説で、総司令官は、2023年8月までに総選挙を行い、勝利した政党に政権を委譲する方針を示した。

民主的な手続きをアピールした形だが、今後2年間は、国軍側が統治を続ける姿勢を鮮明にしたことで、市民の反発は、さらに高まるとみられる。