正月三が日最終日の3日の列島各地の表情をまとめた。
威勢のいい掛け声が響いたのは、長崎県の海で行われた寒中水泳。
新型コロナウイルスの影響で、2年ぶりに開催された今回は、9歳から77歳までのおよそ30人が参加。
水温13度の冷たい海での初泳ぎに参加者は、「寒いし、痛かった」と話した。
宮崎県の動物園で、子どもたちが見つめるのは、アジアゾウの「みどり」による書き初め。
長い鼻で筆をつかんで、2022年の干支・とらやゾウのイラストを器用に書いてみせた。
子どもたちからは、「ゾウさんうまいね !」、「(ゾウさん見てどうだった?)すっごくうれしかった」、「(ゾウが)自分の顔を描いていて、すごいなと思いました」などといった声が聞かれた。
福島・いわき市で行われたのは、福島第一原発の事故による避難が続く双葉町の成人式。
2021年は東日本大震災後、初めて町内で成人式を行ったが、2022年は、多くの人が参加しやすいことなどから、いわき市内で開催。
振り袖やスーツ姿の新成人20人が出席し、仲間らと新たな門出を祝った。