東南アジアでもインド型変異ウイルス・デルタ株による感染が拡大する中、タイで、現地に住む日本人のためのワクチン接種が始まった。
バンコクで、2日にオープンした日本人専用の会場では、50歳以上の人や基礎疾患がある人などを対象に、アストラゼネカ製ワクチンの接種が行われている。
接種を受けた人「タイは今、有料で打てるワクチンが10月。これも争奪戦になっている。無料で早く打てたので、すごく良かった」
タイでは、医療体制がひっ迫する一方、政府による接種は予定通りに進んでおらず、日本人向け接種会場の実現に向け調整をしてきた日本大使館は、対象年齢などを順次広げていく方針。