厚生労働省は、海外から入国後の自宅待機中に、位置情報などの報告が一度もない日本人3人の氏名をウェブサイトで公表した。
政府は、海外から入国する全ての人に対し、入国後14日間が経過するまでは、自宅や宿泊施設で待機したうえで、毎日、位置情報や体調を報告するよう要請し、誓約書の提出も求めている。
今回公表された日本人3人は、いずれも7月21日に海外から入国し、入国時の検査では陰性で、自宅待機をしていたが、健康状態や位置情報の報告が一度もなく、ビデオ通話にも応答がなかったため、厚労省は感染拡大防止の観点から、ウェブサイトで氏名を公表した。
誓約違反で氏名が公表されるのは、今回が初めて。