最近週に2~3回は山に通っています。
もうすぐ寒くなるとアリたちも冬眠してしまうので、それまでにできる限り各地にアリ観察に行きたいのです。
今日は朝3時に起きて山へ行ってきました。
先月クルミを食べるアシナガアリを観察しましたが、今日は種子を運ぶ姿を観察できました。
大きな種を一生懸命運んでいました。
こちらアケビの種子と教えて頂きました。
たしかに、この森にはたくさんのアケビが落ちていました。
調べてみたらアケビの種子には、アリの大好物エライオソームが付いているようです。
アシナガアリの目的はこれだったようです。
種子には果肉?のようなものが付いているようなのですが、かなりベトベトするようで、触角は張り付いているし、アゴの周りにもべったり付いていました。
この写真よく見ると、アゴで咥えているのではなく、透明なベトベトで張り付いているだけに見えるのですが、もしかして、大きく重い種子を運ぶのに、このベトベトも役立っているのでしょうか?
アケビの種子はアリに運んでもらうには少し大きすぎるので、それを手助けするためのものと考えるとありえそうな気もします。