もっと詳しく

プリンタ互換品カートリッジを販売していたメーカーが、ブラザー工業に対して設計変更の差し止めと約1500万円の賠償を求めた訴訟で東京地裁は30日、設計変更が独占禁止法違反に当たるとする判決を命じた。この判決ではブラザーの設計変更は「互換品の販売を困難にするため」と認定しており、朝日新聞の記事によれば

設計変更は「正当性はなく、市場での公正な競争を阻害するおそれがある。不当な抱き合わせ販売だ」と判断した。

としている。なお東京地裁は原告側の設計変更の差し止めに関しては認めていない。

すべて読む

| ハードウェアセクション

| ハードウェア

| プリンター
|
この記事をTwitterでつぶやく
この記事をFacebookで共有
この記事をGoogle Plusで共有
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:

リサイクルインク業者がメーカーを提訴へ。ICチップ仕様変更は独占禁止法違反
2020年10月26日

米エプソン、ファームウェア更新でサードパーティー製インクカートリッジをブロックして訴えられる
2019年10月26日

フランス当局、エプソンに対し意図的に製品の寿命を短くしている疑いがあるとして調査
2018年01月01日

ブラザーも大容量インクカートリッジ採用のインクジェット複合機を一般向けに発売
2016年07月07日

HP のインクカートリッジの「中身」、どんどんコンパクトになっている?
2012年05月17日