PCI接続のIEEE1284インターフェースカードが新発売に

周辺機器メーカーのセンチュリーはパラレルポート(IEEE1284)を搭載したPCI接続の拡張カード「ポートを増やしタイ パラレル 1ポート PCI接続インターフェイスカード Ver.2」を12月下旬から発売すると発表した。ロープロファイル形式にも対応する。同社が従来から発売してきた「CIF-P1PCI」の後継モデルとなる。価格は2598円(税込)となっている(センチュリー)。

microwavable 曰く、新発売といっても、2012年から販売されていたカードのリニューアル版(コントローラIC…

Canon USA、インク切れのオールインワンプリンターでスキャン機能を使えなくしたとして訴えられる

キヤノンのオールインワンプリンターで 1 色でもインク切れになるとスキャン機能やファクス送信機能が使用できないのは不当だとして、ユーザーが米ニューヨーク東部地区連邦地裁に Canon USA を提訴した (訴状、 Neowin の記事、 Bleeping Computer の記事)。

訴状ではオールインワンプリンターでインク切れになるとスキャンやファクス送信が機能しなくなるのは設計上の欠陥であり、Canon USA はそれを隠して多機能を宣伝し、不正に利益を上げているなどと主張する。

訴訟を提起…

USB 接続のブラザー製プリンター、Windows 11 で利用できない問題

Windows 11 を実行する PC では USB 接続したブラザー製のプリンターが利用できない問題が発生しているそうだ (よくあるご質問、 Neowin の記事、 BetaNews の記事、 Softpedia の記事)。

USB 接続でブラザー製プリンターを使用している環境を Windows 11 へアップグレードすると、プリンターの検出や設定変更、複数プリンターの USB 接続等ができなくなる可能性があるという。対象はブラザー製のインクジェット/レーザープリンターのほか、ラベルプリンターや…

東京地裁、インクカートリッジ互換品を使用不能にする仕様変更は独占禁止法違反と判定

プリンタ互換品カートリッジを販売していたメーカーが、ブラザー工業に対して設計変更の差し止めと約1500万円の賠償を求めた訴訟で東京地裁は30日、設計変更が独占禁止法違反に当たるとする判決を命じた。この判決ではブラザーの設計変更は「互換品の販売を困難にするため」と認定しており、朝日新聞の記事によれば、設計変更は「正当性はなく、市場での公正な競争を阻害するおそれがある。不当な抱き合わせ販売だ」と判断した。としている。なお東京地裁は原告側の設計変更の差し止めに関しては認めていない。
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2020 年のプリントアウト枚数は全世界合計 2.8 兆枚、前年から 14 % 減少

IDC の調べによると 2020 年のプリントアウト枚数は前年から 14 % 減少し、全世界合計で 2.8 兆枚だったそうだ(プレスリリース、 The Register の記事)。

2019 年まではペーパーレスの推進により緩やかに減少していたプリントアウト枚数だが、2020 年は COVID-19 パンデミックの影響で在宅勤務が増加したため、レーザープリンターによる印刷が 16 % 減と大幅に減少し、特に A3 デバイスでの減少が大きかったという。その一方で、インクジェットデバイスによる印刷は …

HP / Samsung / Xerox のプリンタードライバーに 16 年前から存在した脆弱性

HP / Samsung / Xerox のプリンタードライバーに 2005 年から存在していた特権昇格の脆弱性 (CVE-2021-3438) について、発見した SentinelLabs が解説している(Sentinel Labs のブログ記事、
BetaNews の記事)。

この脆弱性は IOCTL を通じてユーザーモードから送信されたデータのサイズをカーネルドライバーが検証しないために発生する。攻撃者は実際の入力サイズよりも大きなサイズをパラメーターに指定することでバッファーオーバーランを…