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3日午後、北海道・白老町の港で軽乗用車が海に転落し、乗っていた高齢の夫婦が死亡した。

3日午後4時半ごろ、白老町の白老港で、釣りをしていた男性から「バシャンと音がして沈んでいく車を見た」と警察に通報があった。

地元の漁協が民間のダイバーに救助を依頼し、海中を捜索したところ、通報からおよそ1時間後に海中に沈む軽乗用車を発見し、車内から白老町に住む福本栄治さん(78)と妻の節子さん(84)を救助したが、搬送先の病院で死亡が確認された。

軽乗用車は転落前、駐車しようとハンドルを何度も切り、前進や後退を繰り返していた様子が目撃されていて、警察は誤って海中に転落した可能性が高いとみて、事故原因をくわしく調べている。