東京オリンピック・パラリンピックの開催経費が、予算よりおよそ1,500億円少なくなる見通しであることがわかった。
東京大会の開催経費をめぐっては、新型コロナウイルスの感染拡大により、コロナ対策費などの追加経費が発生し、2020年12月時点の予算総額は1兆6,440億円にのぼっていた。
一方で、原則無観客開催となったことで、検温や警備に関する人件費などが大幅に圧縮され、開催経費は予算より1,500億円程度少ない、およそ1兆5,000億円になる見込みだという。
このため、公費による追加負担は発生しない見通し。