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夫お手製の「屋台」がすごい!

コロナ禍の中、どこにも出かけられないまま今年の夏が終わってしまった…という人も多いだろう。

そんな中twitterに投稿された、おうちで「お祭り」を楽しんだというアイデアが話題になっている。

【画像】パパお手製の屋台を楽しむ娘さんの様子

どこにも遊びに行けないわたしたちのために旦那が企画から準備までしてくれたお祭り

この投稿をしたのは、twitterユーザーのmaki(@__2ub)さん。
娘さんと帰宅したmakiさんが部屋に入ると、そこには本物の夏祭りの屋台そっくりなセットが!

たこ焼きやかき氷、わたあめなど、夏祭り定番のPOPがずらりと並び、お面や照明などのディスプレイもばっちり。
「へいらっしゃい!」と威勢のいい掛け声で迎えてくれたという旦那さんも、頭にはタオルを巻いて首には手拭いをかけるなど、夏祭りの雰囲気たっぷりの演出に恐れ入る。

よくよく見てみると、机にかかっている紅白の“幕”は短冊状の紙を並べて貼ったものだったりと、その手作り感にもほっこりしてしまう。

この「おうち縁日」のセットには、1歳7カ月になったばかりという娘さんも大満足。浴衣に着替えて“商品”のボーロを受け取り、嬉しそうな様子が写真に収められている。

この写真には「思いやりと愛が溢れる夏祭りですね」「こんなに素敵な事してくれるパパって最高ですね!」「浴衣着せてあげてるママさんも素敵」と絶賛の声が続々。

この「おうち縁日」が初めてのお祭り体験だったという娘さんにも「本物のお祭り行ったら『パパのお祭りの方がいい』とかなりそう」などのコメントが寄せられ、25万件近い「いいね」がつく大人気となった(9月2日現在)。

なかなか自由に外出できない生活が続く中、おうち時間をめいっぱい楽しめそうなアイデア。
実際に「おうち縁日」をしてみての感想は?makiさんと、素敵なサプライズを仕掛けた旦那さんにもお話を聞いてみた。

妻「驚きとワクワクが同時に」

――旦那さんが「おうち縁日」を企画したきっかけは、何かあった?

初夏の頃に「今年はお祭りに行けたら良いね」と娘の浴衣を用意していましたが、コロナでお祭りもなくなり、残念だねと話していました。私もこういったイベントが好きなのを彼は知っているので、私と娘が少しでも楽しめるように屋台を作ろうと思ったそうです。

――屋台を見たときはどう思った?

屋台を見た瞬間、驚きとワクワクが同時にあって、一瞬私の時が止まりました。

――お店番は誰がしたの?

お店番は最後まで旦那でしたが、途中で娘も旦那の膝に座り、一緒に過ごしていました。

――「おうち屋台」お気に入りのメニューはどれ?

娘は写真で手にしているいちごボーロが気に入ったようでニコニコ食べていました。私はチョコバナナ、旦那は唐揚げ(彼の大好物)が美味しかったと言っていました。

夏祭りに行くために、娘さんの浴衣を用意していたというmakiさん一家。
しかしコロナ禍で夏祭りがなくなってしまったことから、旦那さんがmakiさんと娘さんのためにサプライズ企画を立ち上げたのだという。

雰囲気ばっちりの屋台だが、わたあめやチョコバナナなどのお祭りメニューは旦那さんの手作り!
POPはフリー素材として公開されているデータをダウンロードして作り、からあげを入れている紙コップには、模様の入った紙をプリントアウトして巻き付けるなど、小道具にも家族を喜ばせたい旦那さんの気合いが見て取れる。
他にも、わたあめマシンなどは新しく買いそろえるなどして、準備を整えたそうだ。

――改めて、「おうち縁日」をしてみての感想は?

とても楽しくてあっという間の時間でした。何より旦那と娘の笑顔を見て幸せな気持ちになりました。

――大きな反響がありましたが…

自粛生活のなかで家でも楽しめるアイデアの一つとして広まって、嬉しいです。

旦那さんにも聞いてみた

他にもこの夏、映画館のようにポップコーンやドリンクを用意しての「おうち映画」などをしたというmakiさん。いつか娘さんも加わっての「おうち映画」が楽しめる日が来れば嬉しいと話していて、家族で楽しめるアイデアがこの先もたくさん待っていそうだ。

最後に、サプライズを仕掛けた旦那さんにもお話を聞いてみた。

――大変だったところや楽しかったところはどこ?

チョコバナナが一番難しく、失敗してしまいました。こういったサプライズが好きなので、企画も準備も全て楽しかったです。

――「おうち縁日」をやってみての感想は?

自分も楽しんで準備をしていましたが、2人とも楽しんでくれて本当に嬉しかったです。

次にやってくる夏には、また家族で楽しめる夏祭りが戻ってくるかもしれない。
だが、娘さんにとって初めての、そしてお父さんお手製の愛情たっぷりな「おうち縁日」は、何ものにも代えがたい最高の思い出になったはずだ。