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 【ワシントン=塩原永久】米連邦準備制度理事会(FRB)は3日、米国債などを買い入れて市場に資金を流す量的金融緩和策の縮小を、今月から開始することを決めた。11月中旬に資産購入額を月150億ドル(約1兆7千億円)削減する。米経済成長が続くとみて、新型コロナウイルス禍を受けて導入した異例の大規模緩和を終える「金融政策の正常化」に乗り出す。