すっぴん美人、憧れますよね。美人じゃないから無理! と思う女性も多いかもしれませんが、実はすっぴん美人といわれる人には特徴があり、それは決してパーツが整っていなければいけない一般的にいわれる「美人」の条件と一緒ではありません。今回はそんなすっぴん美人と言われる人の特徴や、すっぴん美人になるための方法について解説しました。
【目次】
・「すっぴん美人」とは?
・すっぴん美人といわれる人の特徴とは
・すっぴん美人になるにはどうすればいい?
・すっぴん美人をメイクで作る方法
「すっぴん美人」とは?
すっぴんでも美人な人のこと
すっぴん美人とはその名の通り、すっぴんでも美人な人のことをいうよう。
ファンデーションで肌ムラを隠さなくても素肌がきれいだったり、チークを塗らなくても血色感があったり、ナチュラルでも美人な人のことを指すのだとか。
必ずしもパーツが整っていなければいけない、というわけではなく、肌がきれいでメイクを落としても落差が少ないような人に使われることが多いようです。
すっぴん美人といわれる人の特徴とは
素肌がきれい
すっぴん美人の条件としてあげられることが多いのはやはり「素肌がきれい」であること。
すっぴん美人はコンシーラーやファンデーションなどを使わなくても、シミやニキビ跡がなく、肌のキメも整っていて毛穴が目立ちません。たっぷりとうるおっていて、肌にハリもあります。
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眉毛が整っている
メイクをとると眉毛がほとんどない… マロ顔になってしまう… という人も多い中、すっぴん美人は自眉がしっかりあり、アイブロウをしなくてもある程度整っているよう。
しかし今はアートメイク等で自眉があるように見せることも可能なので、メイクをとったときでも眉がしっかり生えそろっている女性は多いです。
顔に血色がある
メイクでは血色感が重要視されます。頬や唇に血色感がないと、不健康に見えてしまうから。
本来ならこの血色をチークやリップで演出しますが、すっぴん美人はメイクを落としても頬や唇に血色感がほんのりと残っています。
そのため顔色も明るく見え、すっぴんでもイキイキした印象を与えられます。
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顔にメリハリがある
メイクではシェーディングやハイライトを使って、いくらでも顔に凹凸があるように見せることができます。
しかし、メイクをとると実はのっぺり顔… という人は多いよう。
すっぴん美人はノーメイクでも目鼻立ちがしっかりしている人が多くいます。
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すっぴん美人になるにはどうすればいい?
肌老化につながる原因を見直す
肌を老化させる原因の80%以上が紫外線だと言われています。他にも栄養不足や睡眠不足などの、生活習慣の乱れも大きな要因。
すっぴん美人になるためには、肌をいじめる原因になる習慣を見直し、美しい素肌を育てる努力が必要です。
やらなすぎのスキンケアはNG
例えばメイクをきちんと落としていない、保湿が足りていないなど。乾燥や大気汚染など、肌は毎日ダメージを受けています。対策をしないと大変なことになってしまうかも…!
肌を酸化させるのはNG
肌を酸化させる活性酸素は、紫外線や大気汚染、喫煙、さらにはストレスでも作られます。活性酸素が増えすぎることで身体や肌にダメージを与え、老化の原因になってしまいます。
紫外線対策をしないのはNG
紫外線は夏だけでなく、春や秋、冬にも注意が必要です。紫外線は真皮まで届き、シワやたるみなど肌の老化を引き起こす原因に。曇りの日でも紫外線は降り注いでいるので、きれいな素肌を作るためには、徹底した対策を行いましょう。
栄養バランスの崩れや睡眠不足はNG
肌を作る元である食事は、疎かにして栄養バランスが崩れてしまうと、当然肌へも影響が…。さらに睡眠不足はターンオーバーのサイクルを狂わせることもあります。
スキンケアのやりすぎはNG
実は「触る」「いじる」「刺激する」これらの行為はすべて肌への負担になります。スキンケアやメイク、マッサージなどで顔に触る回数が多ければ多いほど、未来の肌トラブルを招きやすくなってしまうのです。
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美しい肌を作るには3つのメゾットを実践
医学博士の増富健吉先生によれば、美しい肌を作るために3つのメゾットを実践するのがおすすめだといいます。
1. ひっかきを防ぐ
2. 保湿のスキンケア
3. 清潔のスキンケア
皮膚科学的には、まず「ひっかきを防ぐ」ことが重要だそう。
ひっかきとは痒いから掻くことからはじまります。そして痒くならないための秘訣は、「乾燥を防ぐことと皮膚の刺激を回避すること」なのだとか。
また、「保湿のスキンケア」と「清潔のスキンケア」は、ときにお互い相容れない行為になることがあるそうで、清潔すぎると脂が抜けるので注意するべきとのことです。
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美肌に効果的な食事をする
予防医療コンサルタントの細川モモさんによれば、ビタミンA・C・E、その名も「ビタミンエース」は美肌に効果的なのだそう。
「美容液に配合されることが多いレチノール(ビタミンA)や、美肌・美白化粧品に使われるアスコルビン酸(ビタミンC)、さらに保湿やヘアケア用品に使われるトコフェノール(ビタミンE)など、どれも化粧品の成分としておなじみのビタミンですが、これは体内では作り出すことができません。
そのため、食事からしっかり取り入れる必要があります」(細川さん)
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すっぴん美人をメイクで作る方法
ほぼすっぴんを作るメイク方法
すっぴん美人の要である「肌」。ほぼすっぴんのきれいな肌を作るためのポイントは以下の3つ!
・洗顔後すぐのオイルで一日中乾かない肌に
・化粧水は肌に入らなくなるまでたっぷりと
・暑い時期はクリームより乳液でうるおいのフタを
\How to/
まずは洗顔後2、3滴のブースターオイルを取り、優しくハンドプレスするようになじませます。これによりごわついた肌がほぐれ、次に使う化粧水の浸透がアップ!
次にコットンにたっぷりの化粧水をとり、じっくり浸透させるように優しくパッティングしていきます。
ベースアイテムをこの後重ねるので、ベタベタしない乳液をチョイス。乾燥しやすい目元には重ね付けし、うるおいのフタをして。
崩れを防ぐため、下地を塗る前に余計な油分をティッシュでおさえましょう。
下地はワントーン明るい色付きをチョイス。額、鼻、両頬、あごに均等にのせます。
そのまま下地を内側から外側にのばしましょう。顔まわりは薄づきでOK!
皮脂の出やすい毛穴は、過剰皮脂を吸収する専用下地を使ってフラットに整えます。
ファンデーションは使いません。〝ココがキレイだと美肌に見える〟といわれている目の下の三角ゾーンに、コンシーラーを放射線状に入れます。さらに小さくTゾーンにも入れ、ハイライト効果を狙いましょう。
肌と一体化したような仕上がりを目指すため、のばすのはスポンジを使って。こすらないよう、ポンポンと垂直になじませましょう。
パウダーをパフに取り、全体をもみ込んだら一度手の甲にのせて量を調整します。
Tゾーンと小鼻につけ、その後目の周りと頬全体に薄くのせたら完成!
内側がうるおいで満たされつつ、表面はサラサラの清潔感あふれる肌に! 白浮きや厚塗り感なく、もともと肌がきれいなすっぴん美人な仕上がりです。