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選挙人名簿を不正にコピーして、選挙に利用した町長が、辞職した。

神奈川・真鶴町の松本一彦町長は2020年2月、県知事選で使用された真鶴町の有権者およそ6,600人分の選挙人名簿を、不正にコピーして自宅に持ち帰り、町長選で、この名簿を利用して支持を求めるはがきを送っていた。

真鶴町では4日、臨時の町議会が開かれ、松本町長の辞職が正式に決まった。

この問題では、町議会の議長や元町長も名簿のコピーを受け取っていたことが明らかになっているが、2人は、コピーは不正に使用しておらず、破棄したと説明している。