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ウィンブルドン2021の4回戦でフェデラーと当たるロレンツォソネゴについて今日は記事を書いていきたいと思います♪

選手情報

名前 Lorenzo Sonego/ロレンツォソネゴ
国籍 イタリア
生年月日 1995/05/11
利き腕/バックハンド 右/両手
身長/体重 191cm/76キロ
プロ転向年 2013
キャリアハイ 23位

ソネゴは4大大会での成績はあまり良くはなく3回戦進出はおそらく初のことだと思います。
ATPツアーは一勝を上げている選手。

ランキングが26位なのはツアーを回り続け安定した成績を残し続けているからですね。
それだけ地力がある選手です。

プレースタイル

ソネゴは伸びのあるフォアハンドを軸にプレーをする選手です。
フォアもバックもとてもボールに威力があり、ガンガンストロークで優位を築いていく選手。

ストロークでの優位性を確率したのちはストロークだけで決めきるのではなくボレーにも出てはきますが、
無理にネットを取る印象はなくストローク力でベースは勝負したいように見えます。

サービスも強力でトップに残り続ける素質をしっかりと持っています。

フォアハンド

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ソネゴのフォアハンドは写真で見ると薄くも見えるのですが、プレーを見ていると厚めのセミウェスタンかウェスタンくらいに見えます。

ボールの威力が高く、回り込みのストレート、逆クロスともに強烈で腕を鞭のように使い加速させてフォアハンドを打つのが特徴です。
フォアハンドは回り込みでのストレートの精度はとても高いですが、フォアハンドに走らされながらのプレーでは右利きのバックハンド側にボールを集める傾向があるように思います。

また強打があるからこそ試合の中ではドロップショットも使い、対戦相手としては強打がくると構えたところに短いボールがくるので厄介なショットと言えるでしょう。

バックハンド

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フォアハンド同様に威力のあるバックハンドですが、左手のグリップを厚めに握っている影響もあってクロス方向にボールを飛ばすのが苦手、勝負どころや咄嗟の時にはバックハンドはストレート方向に流す傾向があります。

左手のグリップの厚めの選手は打点と腰の回転でクロスに飛ばす必要があるのですが、バックハンドもそれをスイングを加速して無理にやる印象があります。

ジョコビッチのように腰の回転をうまく使ってバックハンドの精度を上げるともっと怖い選手になると思います。

フォアハンドがやや複雑な動きで打つ分バックハンドのスイングは非常にシンプルで無駄がない。
ただ、もう少し体全体を使えればと筆者としては考えています。

ソネゴのここを参考にしたい

ポイント

・回り込みのフォアハンドストレートの精度の高さ
・ブレないプレースタイル

ソネゴの武器はブレないプレースタイルと強烈な回り込みのフォアハンドストレート。
特に回り込みのショットはストレートの精度が高いだけに相手は警戒せざる追えないレベルで逆クロスやドロップのポイントダッシュ率を底上げしてくれます。

爆発力もあり集中力を高めているソネゴはトップ選手をも倒す潜在能力を持っています。

これだけの強打はキャリア序盤【ジュニア時代とか】は安定感には欠けていたはず【勝手な予想ですが】ですが、プレースタイルをぶらさずに経験を積んだからだと思っています。

バックハンドはもう少し技術的な面で成長できるとは思いますが、このままキャリアを積んでいけばどこかでトップ10に入る資質もありグランドスラムも取れる??と期待できる選手です♪

強力なショットなだけに崩れる時は崩れるだろうな。
そのムラが少なくなれば本当に強い選手。

使用ラケットとガット

ソネゴ選手はラケットのペイントは新作のブレードを使っていますが、
ブレード98のプロストックを使っています
使っているスペックは後悔はしていません。

ガットは縦にウィルソンのナチュラルガット、横にアルパワーラフで固定されていて今後もこのセッティングを使うことでしょう!

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