滋賀・大津市の公園で、ジャングルジムから転落死したとみられていた6歳の女の子を、通報した兄が暴行して死亡させた疑いが強まり、警察が逮捕した。
傷害致死の疑いで逮捕されたのは、大津市に住む無職の少年(17)。
警察によると、少年は7月下旬から8月1日までの間に、大津市内の自宅で、小学1年の妹(6)に対し、腹部や背中をけるなどの暴行を複数回加えた。
そして内臓破裂などのけがをさせて、死亡させた疑いが持たれている。
少年は8月1日、大津市内の公園でジャングルジムから妹が転落したとして、近所の人に助けを求め、通報していた。
しかし、その後の警察の調べで、妹の体から暴行された跡が見つかったことから、逮捕に至ったという。
警察は、少年の認否について明らかにしていない。