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新型コロナウイルスの新たな変異ウイルス、オミクロン株は、これまでに40を超える国と地域で感染が確認されるなど、拡大が続いている。

4日には、アフリカ南部のザンビアで初めて感染者が確認された。

保健省によると、感染が確認されたのは3人で、うち外国への渡航歴のない1人は、ワクチン接種を受けていなかったという。

これでオミクロン株の感染者が確認されたのは、41の国と地域になった。

WHO(世界保健機関)の首席科学者は3日、オミクロン株は感染力が強いとの見方を示し、デルタ株に置き換わって、今後の主流になる可能性があると指摘した。

また、感染しても症状が軽いとの報告が多く出ていることについては、重症化するリスクを判断するのは時期尚早だとしている。

こうした中、韓国では4日、新たに3人オミクロン株の感染が確認された。

保健当局によると、3人は、いずれも11月、仁川(インチョン)市の教会で開かれた400人規模の礼拝に参加していた。

韓国で4日に発表された新型コロナ全体の新規感染者は5,352人で、重症者752人、死者70人ともに過去最多となっている。