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 【グラスゴー(英北部)=板東和正】2日に終了した国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)の首脳級会合では、参加国が温室効果ガス排出量を実質ゼロにする目標を相次ぎ表明するなど、国際社会の温暖化対策は一定の前進を見せた。ただ、パリ協定の目標達成に取り組み強化が不可欠な上、各国が掲げた「野心」の実効性も焦点となる。