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SIMカードを2枚入れることができる(端末によりeSIM+SIMカード(物理SIM)でも可の場合もあり)『デュアルSIM』。

例えば、iPhoneではiPhone XS以降(iPhone SE(第2世代))はデュアルSIMに対応していますし、Androidも最初はHuawei、OPPO、Google Pixelなど主に海外製が中心でしたが、最近はSHARPのAQUOSやSONYのXperia(ともにSIMフリーモデル)など国内メーカーのスマホでも増えてきました。

デュアルSIMを使うことで、1台のスマホで

  • 仕事用とプライベート用を使い分けることができる
  • 通話専用とデータ通信専用とで、最適なプランのところを使える
  • 国内用と海外用

など、一気にスマホの使い方の幅が広がります。

そこで、今回はデュアルSIMに使用するおすすめの組み合わせを紹介したいと思います。

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デュアルSIMを使いこなそう!おすすめの組み合わせは?

デュアルSIM フリー

使い方次第では、便利に使えるだけでなく、通信費の削減にも貢献できる可能性すらある「デュアルSIM」。

おすすめの通信事業者の組み合わせを紹介したいと思います。

①楽天モバイル+BIGLOBEモバイル

楽天モバイル(Rakuten UN-LimitⅥ)=(1GB未満の場合)0円

BIGLOBEモバイル=プランM(1GBの場合)1,080円(1年目は550円)+エンタメフリーオプション280円(6か月間は無料)

楽天モバイルは、専用アプリ(Rakuten Link)に使用で、国内通話は完全無料のため通話専用として、データ通信はYouTubeやradikoなどのデータ消費がゼロになる「エンタメフリーオプション」を付けたBIGLIOBEモバイルにすれば、月額1,000円程度から通話し放題、YouTube見放題で使うことが可能になります。

②楽天モバイル+donedone

楽天モバイル(Rakuten UN-LimitⅥ)=(1GB未満の場合)0円

donedone(50GBプラン)2,728円

上記同様で、楽天モバイルは通話専用として、donedoneはたっぷり50GBプランでも2,728円、更にYouTubeやLINE、Abemaなど選べる3つのアプリがデータ消費ゼロにできるため、超ヘビーユーザーでも安心ではないでしょうか。

③LINEMO+リンクスメイト

LINEMO(20GBプラン)2,728円

リンクスメイト(データ通信3GBプラン)550円+カウントフリーオプション550円

LINEMOの場合、LINEの利用(ビデオ通話含む)は、LINE同士間無料のため、通話、メッセージといったコミュニケーションはLINEを使うことで使い放題になります。また、通常の利用はLINEMOを使い、100を超えるゲームアプリがデータ消費90%オフとなる「カウントフリーオプション」を付ければ、データ消費の多いゲームアプリもデータ消費を極力減らして遊べます。

つまり、リンクスメイト3GBプランでも、300GB分の(指定の)ゲームアプリで遊べるというわけですね。

※リンクスメイト、データ通信プラン100MBから細かく設定されているため、例えば1GBプランの場合385円となり、自分に合うデータ容量を見極めることでより通信費節約ができます。

④楽天モバイル ×mineo

楽天モバイル(Rakuten UN-LimitⅥ)=(データ無制限)3,278円

mineo(1GBプラン)1,298円

楽天モバイルは、人口カバー率94%を超えたと公表していますが、他のキャリアも同様ですが、建物内(病院、駅など)ではアンテナの設置場所によって電波が弱い場合があります。

そのため、基本は楽天モバイルを使用し、楽天モバイルの電波が弱いときは、自分の生活圏で電波が強い他キャリア(ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線)どこでも選べるmineoを使えば、常時安心となります。

⑤ソフトバンク×イオンモバイル

ソフトバンク(ミニフィットプラン(1GBまで)3,278円+通話し放題プラン3,000円

イオンモバイル(10GBプラン)=1,628円

ソフトバンクの場合、アメリカ(ハワイなども含む)からの通話もデータ通信も無料となる「アメリカ放題」がオプション(無料)で付いてくるため、アメリカへの出張が多いビジネスマンなどには最適な通信事業者です。

国内通話も通話し放題プランを付けてソフトバンクを利用し、国内でのデータ通信は1GBごとにプランがあり、毎月変更することもできるイオンモバイルに。

良いことばかりではない!?デュアルSIMのデメリットも覚えておきましょう

デメリット 単語帳

冒頭でも書いた通り、デュアルSIMは、ビジネス用とプライベート用の使い分け、通話専用とデータ通信専用で通信費節約、そしてそもそもスマホ端末が1台で済む点もあり、メリットが多い印象ですが、デメリットもゼロではありません。

最後に、デュアルSIMを実際使う前にデュアルSIMのデメリットを見ておきましょう。

端末によってデュアルSIMのタイプが異なる

デュアルSIMには、4つのタイプがあり端末により異なります。

  • DSSS (デュアルSIMシングルスタンバイ)=SIMカードの切り替えが必要で、どちらか1つのみ使用できる。
    【対応端末】ほとんど今のスマホではありません。(昔の海外製スマホ)
  • DSDS (デュアルSIMデュアルスタンバイ)=SIMカードの切り替えは不要。両方のSIMで通話の着信ができるが、電話をしながらもう一つのSIMカードでデータ通信は使えない。またどちらか片方のみ4G通信可能で、もうひとつは3Gになってしまう。
    【対応端末】Xperia 1 Ⅲ、Google Pixel 5aなど
  • DSDV (デュアルSIMデュアルVoLTE)=SIMカードの切り替えは不要。両方のSIMで通話の着信ができるが、電話をしながらもう一つのSIMカードでデータ通信は使えない。またどちらか片方のみ4G通信可能で、両方のSIMで4G通信可能。
    【対応端末】iPhoneシリーズ、AQUOS sense6、OPPO Reno5 A、Xperia 5 Ⅱなど。(現在のほとんどがこちらです。)
  • DSDA(デュアルSIMデュアルアクティブ)=SIMカードの切り替えは不要。片方のSIMで通話しながら、もう片方のSIMでデータ通信をすることもできる。
    【対応端末】Xperia PRO-I、moto g50 5G、Huawei P30など(ごく一部の機種になっています。)

とがあり、機種によって違いますので、想像しているデュアルSIMがDSDAの使い方だとすると、ほとんどのスマホがまだ思ったように使えない事態になるかもしれません。

SDカードのスロットが使えなくなる(Android)

iPhoneの場合、もともとSDカード(microSDカード)スロットがないため関係ないですが、Androidの場合、2枚目のSIMカードは、このSSDカードスロットに入れるため、microSDカードは使えなくなってしまいます。

SIMロックがかかっていると使えない

2021年10月から、日本でも完全SIMフリーになりましたが、それ以前に購入したスマホの場合、(特にキャリアで購入した際は、)SIMロックが端末にかかっている可能性があります。

どの通信事業者でも、Webなどから無料でSIMロック解除をすることはできますが、ロックがかかっている状態のままですと、デュアルSIM対応端末であっても、2枚目のSIMカードを入れても使うことができないので注意が必要です。

eSIMのみ対応端末もある

デュアルSIMに限ったことではないですが、Rakuten Handなど物理SIMには対応していなく、eSIMのみ対応端末もあります。

eSIMでのデュアルSIMは、物理SIMのように単純に2枚SIMカードを入れるのではなく、Web上の手続きとなる為、初心者の方などでは設定が難解です。

請求が2社から来る

当たり前の話かもしれませんが、2枚SIMカードを入れるということは、2社の通信事業者と契約をするということなので、2社から請求されます。

例えば、法人スマホでの利用の際、経費計上にやや煩雑になってしまいます。

 

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まとめ

スマホ戦士編集長
今回は「デュアルSIMを使いこなそう!おすすめの組み合わせは?」についてお送りしました。

花木
デュアルSIMは難しいイメージがあったけど、上手く組み合わせればかなり通信費節約できますね。
競争激化の今、各通信事業者が独自のオプションサービスを打ち出すでしょうから、よりデュアルSIMに注目です。

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