もっと詳しく

 昨年はセ・リーグ3連覇を逃し3位に沈んだ巨人。これまでは優勝を逃すと大型補強を敢行することが多かったが、このオフはFA戦線にも参戦せず、目立った補強は、現時点(1月5日)でアンドリースとウォーカー、ポランコの新外国人選手3人だけだ。シーズン開幕までに動く可能性はもちろんあるが、比較的に静かな動きに終始している。新たに3年契約を結んだ原辰徳監督は、チームを作り替えることを明言しており、レギュラー陣の入れ替えの可能性も高そうだ。そこでポイントになってくるのは将来を担う若手だが、2022年シーズンで抜擢が期待できる選手の有力候補を探ってみたい。【野球ライター/西尾典文】