自動車の安全機能として先進飲酒運転防止技術の搭載を義務付ける条項を盛り込んだ法案が米国で審議されている(H.R. 3684、 The Verge の記事)。
この法案「Investing in a New Vision for the Environment and Surface Transportation (INVEST) in America Act」は、環境と陸上・水上交通の新しいビジョンへの投資に関するものだ。下院では 7 月 1 日に可決しており、現在は上院で審議が行われている
法案では先進飲酒運転防止技術として、自動的な運転者のパフォーマンス監視や血中アルコール濃度測定などにより酩酊しているかどうかを判断し、酩酊していると判断した場合には自動車の利用を禁じたり制限したりするものと定義している。
新しく製造される乗用自動車に先進飲酒運転防止技術搭載を義務付けるべく、運輸長官は法案成立から 18 か月以内に規則案を提示し、3 年以内に最終規則を規定するよう求められる。最終規則ではメーカーに対し、準拠するための準備期間として 2 年以上 3 年以内の猶予が与えられる。
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